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種の解説

クマガイソウ

学名:Cypripedium japonicum Thunb.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ラン科 Orchidaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由
山地の日陰に生える多年草。県内では,20年ほど前まで北筑後地域で自生が確認されていたが,最近の調査では確認されていない。園芸用に乱獲され,絶滅または絶滅寸前の状態にあると考えられる。『福岡県植物目録』(1952)には,産地として犬ヶ岳,戸上山,帆柱山,宝満山,杷木町松末が記録されているが,いずれの場所においても現存情報はない。
分類・形態
茎は高さ20~40cm。葉は扇円形で径10~20cm,多くの縦ひだがあり,2枚が向かい合う。4~5月,茎頂に1個横向きに花をつける。花は径10cm程度,淡黄緑色であるが,唇弁は袋状に大きくふくらみ紅紫色の脈がある。
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道~九州
分布(国内)
朝鮮半島,中国
生息環境
  • 山地森林
執筆者 (須田)
補足情報

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