種の解説｜福岡県レッドデータブック

ノハラテンツキ

学名：Fimbristylis pierotii Miq.

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生息状況・危機の状況・選定理由	二丈町，北九州市小倉南区，古処山，夜須町の4カ所に記録および標本産地があるが，1978年以後は4カ所とも再確認はされていず，現状不明である。北九州市小倉南区では現存する可能性が高い。本県ではもともと自生地も個体数も少数である。
分類・形態	草地に生える多年草。ノテンツキに近似するが，根茎はよく発達し横にはい，長さは5になる。
分布情報	MAP
分布（県外）	本州（静岡以西），九州
分布（国内）	中国，フィリピン，インド
生息環境
執筆者	（筒井）

: 産地にちなんでブゼンテンツキ（豊前点突）ともいう。ノテンツキに似ているが，根茎はよく発達し，横にはい，3角形の鱗片に被われ，長さ5cmになる。小穂は広披針形で長さ7～15mm，幅3～4mm，栗褐色で鱗片がやや硬く大きく，葯は長くて，長さ2.5mm位になる。果は長さ1.2mm位，白色。