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種の解説

ホシクサ

学名:Eriocaulon cinereum R.Br.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ホシクサ科 Eriocaulaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
生息状況・危機の状況・選定理由

稲刈り前の水田や減水したため池の湿地に生育する。除草剤,農薬の多用,ほ場整備が減少の要因である。また早期の稲刈で,種子発芽サイクルにあわなくなった点も急激な減少,消滅の要因と考えられる。かつては水田雑草として,やや普通に生育したと思われるが,いつのまにか消えていっている種である。

分類・形態

無茎の一年草。葉は束生で線形。花期は8~9月,ほかのホシクサ類より早い。花茎は4~15。頭花は卵状球形で灰白色。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州~沖縄

分布(国内)

朝鮮半島,中国,フィリピン,インドネシア,インド,アフリカ,オーストラリア

生息環境
  • 水田・水路
  • 湿原・池
執筆者 (大野)
補足情報

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