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種の解説

エヒメアヤメ

学名:Iris rossii Baker

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 アヤメ科 Iridaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
生息状況・危機の状況・選定理由
山地草原に生える多年草。県内では福岡地域の1カ所で現存が確認されている。自生地は,地元の人々により保護管理されており,生育状況はほぼ良好である。『福岡県植物目録』(1952)には,産地として上記のほか,春日,大野,御笠,山家,三国があげられているが,いずれの場所においても現存情報はない。これらの産地では,草原の遷移,園芸用の採取により,消滅している可能性が大きい。
分類・形態
葉は幅2~10mm,長さ20cm程度であるが,花後に伸びて長さ30cm前後に達する。花茎は高さ15cm程度。花は4~6月,花茎の先に1個つき,径4~5cmで青紫色。果実は球形で径8mm前後。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州(中国地方)~九州
分布(国内)
朝鮮半島,中国
生息環境
  • 草原
執筆者 (須田)
補足情報

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