ヒメシャガ
学名:Iris gracilipes A.GrayMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 維管束植物 |
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科名 | アヤメ科 Iridaceae |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧ⅠA類 |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 豊前市大字求菩提の求菩提山には,かつて群生地があり,昭和43年に県の天然記念物に指定されているが,その後乱獲されて今は絶滅に瀕している。そのため山麓にある求菩提資料館では増殖に努めている。 |
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分類・形態 | 乾燥した明るい樹下に生育する小さな多年草。シャガに似ているが,小形でやさしい。花期は5月上旬,葉は長さ20~40cmで先は垂れる。花茎は細く高さ15~20cm,花は淡紫色,外花被片の中央部は白く,紫色の横脈と黄斑が見られる。アヤメやノハナショウブなどの花とちがって内花被片も外花被片同様に開く。冬,葉は枯れる。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 北海道西南部~九州北部 |
法令などの指定状況 | 耶馬日田英彦山国定公園指定植物,福岡県指定天然記念物,豊前市大字求菩提・求菩提山(求菩提山のヒメシャガ) |
生息環境 |
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執筆者 | (熊谷) |