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種の解説

インバモ

学名:Potamogeton inbaensis Kadono

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ヒルムシロ科 Potamogetonaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
生息状況・危機の状況・選定理由

ガシャモクとササバモの自然雑種と考えられているが,生育地では片親であるササバモは確認できていない。かつての生育地では,生態的特性など未解明のまま絶滅している。

分類・形態

沈水生の多年草。水中茎は1~3。葉柄の長さ1~3.5cm,葉身は8~20cm,冬季地下茎の先に節間のやや肥大した殖芽を形成するなど,ガシャモクとササバモの中間的特徴をもつ。葉は互生。花期は7~11月。秋遅くまで水上に花序を次々に上げるが結実はしない。本生育地では栄養繁殖をしているものと思われる。

分布情報 MAP
分布(県外)

千葉県印旛沼,手賀沼に生育したが,ほぼ絶滅した。

生息環境
  • 湿原・池
執筆者 (大野)
補足情報
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