福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

エゾオオバコ

学名:Plantago camtschatica Cham.

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 オオバコ科 Plantaginaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
生息状況・危機の状況・選定理由
海岸砂礫地に生える多年草。県内では玄界灘の海岸に極めてまれに見られる。自生地では,汀線に沿って帯状に点々と生育しているが,海岸の開発,人の立ち入りによる過度の踏みつけなどにより,個体数が減少している場所が多い。県内の産地は分布の南限域であり,残された自生地は貴重である。
分類・形態
全体に白色の軟毛が密生する。葉は7~11枚あり,葉柄を含めて長さ5~11cm,幅2~4cm。5~8月,長さ15~30cmの花茎を1~7本伸ばし,多数の白い花を穂状につける。種子は1果実の中に4個入っている。
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道,本州,九州の日本海側
分布(国内)
朝鮮半島,オホーツク沿岸,サハリン,千島
生息環境
  • 海岸
執筆者 (須田)
補足情報

2011版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.