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種の解説

ミカワタヌキモ(イトタヌキモ)

学名:Utricularia dimorphantha Makino

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 タヌキモ科 Lentibulariaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
生息状況・危機の状況・選定理由
本種は丘陵地の水位変動のある植物相の豊かなため池に生育した。ため池の改修工事,乾田化,宅地化進行による池管理放棄により生育環境が消滅し,多くの沈水,浮葉植物が消えていった。現在,池尻にわずかに本種が確認されている。
分類・形態
小形の多年草。糸状で水中,地中茎に捕虫嚢をつける食虫植物。水位が高くなると糸くずのようにからみ浮遊。減水した所では,泥中に地下茎を下し湿生形をとる。花期は6~12月。黄色の1~3個の花をつける。花冠の距は下唇よりやや長い。果実は球形。
分布(県外)
本州(愛知以西),九州
分布(国内)
オーストラリア,アフリカ
生息環境
  • 湿原・池
執筆者 (大野)
補足情報

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