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種の解説

テツカエデ

学名:Acer nipponicum Hara

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 カエデ科 Aceraceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
生息状況・危機の状況・選定理由

犬ヶ岳や古処山の上部夏緑樹林内にごくまれな落葉高木で高さは20に達する。日本固有種。

分類・形態

1つの株に雄花と両性花のつく雄性同株または雄性異株といわれる。今年枝には,初め褐色の毛があるが,後に無毛となる。葉は大きく,有花枝で1対,葉身はほぼ五角形,長さ15cm,幅16cm,基部は浅心形,頂部は尾状に伸びている。葉脈は裏側に突出し,縁には不ぞろいの重鋸歯がある。葉柄は長く,長さ12cmあまり。花期は7~8月,花序は長さ10~20cmあって垂れ下がる。果期は9~10月で,分果は長さ約3cm。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(岩手,秋田以南)~九州

生息環境
  • 山地森林
執筆者 (熊谷)
補足情報

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