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種の解説

メグスリノキ

学名:Acer nikoense Maxim.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 カエデ科 Aceraceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
生息状況・危機の状況・選定理由

上部夏緑樹林帯の林内にごくまれな落葉樹である。御前岳の記録があるが未確認。薬用のための採取により減少した。

分類・形態

今年枝は長さ1mmかそれ以上の粗毛を密につけている。前年枝では少なくなる。葉は大きな三小葉からなり,高さ2の幼木では,葉柄は長さ1.5~3cm,枝の先端の葉で約1cm。中央の小葉は楕円形で長さ7~15cm,側小葉は内側が外側よりも小さな左右非相称形,どれも縁には波状の大きな鋸歯があり,毛は表面に少なく,裏面に多い。5月に開花し,果期は9月で分果は果翼とともに長さ4~5cm。秋には紅葉する。雌雄異株。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(宮城以南)~九州。北陸地方や近畿地方には少ない。

生息環境
  • 山地森林
執筆者 (熊谷)
補足情報

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