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種の解説

ヤブサンザシ

学名:Ribes fasciculatum Sieb. et Zucc.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ユキノシタ科 Saxifragaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
生息状況・危機の状況・選定理由

北九州市小倉南区,岡垣町に2カ所の標本産地がある。今回の調査で再確認はされていないので,現状不明であるが,現存する可能性が高い。現存といっても各々1株で,岡垣町では周囲の常緑樹の繁茂によって樹勢が衰えているという。本県ではもともと自生地も個体数も極めて少数であった。

分類・形態

落葉低木。幹は高さ1ぐらいになり,下部からよく分岐する。花期は4~5月。雌雄異株。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州~九州

分布(国内)

朝鮮半島,中国

生息環境
  • 山地森林
執筆者 (筒井)
補足情報

山野にまれにはえる落葉低木。群生し高さ1位。葉は互生し長さ3~5cmほとんど無毛。がくは5裂し花弁状,花弁は目立たない。

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