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種の解説

ミスミソウ

学名:Hepatica nobilis Schreber var. japonica Nakai

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RDB2001概説

画像:山地の日陰に生える多年草。キンポウゲ科。ミスミソウ。
分類群 維管束植物
科名 キンポウゲ科 Ranunculaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
  • 画像:山地の日陰に生える多年草。キンポウゲ科。ミスミソウ。
  • 画像:山地の日陰に生える多年草。キンポウゲ科。ミスミソウ。
生息状況・危機の状況・選定理由

山地の日陰に生える多年草。九州では本県のみに自生し,筑豊東地域,北筑後地域の山間部に極めてまれに見られる。生育立地は,渓流沿いの岩壁や土質の斜面などである。いずれも自生地面積は小さく,個体数も数十株程度と少ない。園芸用に採取される植物であり,現状のままでは,県内では絶滅する危険性がある。

分類・形態

根出葉は束生し,長い葉柄があり,葉身は幅3~6cm,やや三角形で三中裂する。3~4月,長さ5~10cm程度の花茎を出し,径1~1.5cmの花を1個つける。花弁状の萼片は6~10枚で,普通白色。花茎は花後に曲がり,果実は下を向く。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州,四国

分布(国内)

種としてはヨーロッパと東アジア

法令などの指定状況

耶馬日田英彦山国定公園指定植物,県指定希少野生動植物種

執筆者 (須田)
補足情報

2011版データを見る

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