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種の解説

オオヤマレンゲ

学名:Magnolia sieboldii K.Koch subsp. japonica Ueda

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 モクレン科 Magnoliaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
生息状況・危機の状況・選定理由

英彦山地の稜線部にごくまれに生える落葉低木で,高さは4ぐらいまでになる。もともと希少であり,園芸目的の採取により減少したと思われる。

分類・形態

若い木では幹は斜上し,古い木では多く枝を出して茂る。葉は互生し,倒卵形で大きく,長さ6~18cm,幅5~12cm,コブシなどの葉に似ている。裏面は白色を帯び,全面に白毛がある。花期は6月,花は枝先につき径5~10cm,下向きに咲き,平開しない。多数の葯は淡い黄土色である。芳香がある。集合果は長楕円形で長さ5~7cm。庭園によく植えられている葯の赤紫色のものは朝鮮半島,中国原産の基本亜種オオバオオヤマレンゲである。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(関東地方以西)~九州

分布(国内)

中国(安徽省,広西省)

生息環境
  • 山地森林
執筆者 (熊谷)
補足情報

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