マツグミ
学名:Taxillus kaempferi (DC.) DanserMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 維管束植物 |
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科名 | ヤドリギ科 Loranthaceae |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧ⅠA類 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | マツグミというが,モミやツガに着生する半寄生の常緑小低木である。もともと希少であり,県内では英彦山地に生育するが,1991年の台風19号により多くのモミやツガが倒れたため,マツグミも多くが失われた。 |
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分類・形態 | 高さ20~50cm。宿主との付着部は丸くふくらみ,その付近から根が出て宿主にくい込んでいる。葉は長さ10~35mm,幅3~9mm,先は丸く基部に向かって次第に狭まり,最後は葉柄となる。8月中下旬に葉腋付近に1~3個からなる花序をつける。葉の落ちた茎の部分にも花がつく。花は赤色筒形で先は4つに分かれるが,その1カ所は大きく裂けている。花被片は線形。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 本州(関東地方,富山以西)~九州 |
生息環境 |
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執筆者 | (熊谷) |