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種の解説

コケミズ

学名:Pilea peploides (Gaudich.) Hook. et Arn.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 イラクサ科 Urticaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
生息状況・危機の状況・選定理由

山地の日陰の湿った所に生える一年草。沖ノ島では一ノ岳西側稜線の照葉樹林林縁の岩上(標高210)に群生している。『福岡県植物誌』(1975)には,産地として香春岳および英彦山が記録されているが,両産地とも最近の調査では確認されておらず,県内で現存が確認されている場所は沖ノ島のみである。

分類・形態

茎は下部で分枝し,高さ5~15cm。葉は対生し,葉身は卵円形で長さ5~10mm,全縁または不明瞭な波状になり,裏面に褐色の斑点がある。葉柄は葉身とほぼ同じ長さ。花は3~7月,雄花と雌花が混生して頭状に集まり,無柄で葉腋につく。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州~沖縄

分布(国内)

朝鮮半島,中国大陸,マレーシア,インド,ハワイ,ガラパゴス諸島

生息環境
  • 山地森林
執筆者 (須田)
補足情報

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