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種の解説

サイコクキツネヤナギ

学名:Salix alopochroa Kimura

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ヤナギ科 Salicaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
生息状況・危機の状況・選定理由

落葉低木。県内では北九州市小倉南区の奧畑池の周囲に見られ,ここが九州唯一の産地である。奧畑池は丘陵地にあるため池で,本種は池周囲の林縁に生育する。ヤナギ属植物は同定困難な種類が多いので,詳細な調査を行うことにより,本種についても新たな自生地が発見される可能性がある。

分類・形態

高さ0.5~2。葉は互生し,成葉は長円形で長さ5~7cm。幅3cm前後。4月頃,展葉に先立ち円柱形の尾状花序をつける。雄花序は長さ3~4cm,雌花序は長さ2.5~4cmで,花序の軸や苞などに鉄さび色の毛を密生する。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(近畿地方以西),四国

生息環境
  • 低地森林
執筆者 (須田)
補足情報

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