ハイビャクシン
学名:Juniperus chinensis L. var. procumbens (Sieb.) Endl.Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 維管束植物 |
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科名 | ヒノキ科 Cupressaceae |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧ⅠA類 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 海岸の岩上に生える常緑針葉低木。県内では沖ノ島が唯一の自生地で,福岡県高等学校生物部会が1962~1963年に行った生物調査の報告には,島西部に位置する海岸岩稜“ポンノ鼻”上に4~5株あると記録されている。しかし,最近の調査では確認できず,絶滅あるいは絶滅寸前の状態にあると考えられる。 |
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分類・形態 | 幹や枝は長く匍匐する。葉はほとんどが針状葉で長さ6~8mm,三輪生または十字対生する。花期は4~5月。球果は球形で径8~9mm。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 九州(壱岐,対馬)。基準変種ビャクシン(var. chinensis)の分布は,本州~九州 |
分布(国内) | 朝鮮半島南部(大黒山島)。ビャクシンの分布は,朝鮮半島,中国大陸,モンゴル |
法令などの指定状況 | 玄海国定公園指定植物 |
生息環境 |
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執筆者 | (須田) |