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種の解説

ヒロハノエビモ

学名:Potamogeton perfoliatus L.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ヒルムシロ科 Potamogetonaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅
生息状況・危機の状況・選定理由
本種は水位変動の少ない自然湖沼にのみ生育する。1992年,行橋市の山間のため池で十数株を発見した。本県で唯一の生育地であったが,1994年の渇水で池全部が干し上がり消滅した。翌年度からの調査でも本種の生育は認められていない。ほぼ絶滅した可能性が高い。九州では鹿児島県に記録があるのみである。
分類・形態
沈水生の多年草。葉は無柄の披針形で縁は波打つ。葉身基部が茎を半周以上抱く。花期は6~9月。秋季,地下茎の先に越冬芽を形成する。
分布情報 MAP
分布(県外)
北日本ではやや普通。西日本ではまれ。
分布(国内)
アメリカ大陸を除き世界に広く分布
生息環境
  • 湿原・池
執筆者 (大野)
補足情報

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