カラスウリの花はどうして夜にだけ咲(さ)くの?
夜に活動するガを引き寄(よ)せるためです。
カラスウリの花は、夕方から咲き始めて朝にはしぼみます。甘いにおいのする大きな白い花で、花びらの先端(せんたん)が糸状に分かれて広がっています。夜でも目立つ花を咲かせて、蜜(みつ)を吸うために引き寄せられたスズメガ類などの夜行性(夜間に活動し、昼間に休む性質)のガに花粉を運んでもらうのです。
カラスウリは、草地ややぶなどに生えるつる植物で、「ふくおか生きもの見つけ隊」で報告(ほうこく)する生きものの一つです。見つけたら報告してくださいね。