春の七草って何と何?
セリ、ナズナ、ハハコグサ、ハコベ、コオニタビラコ、カブ、ダイコンの7種類の植物のことです。
春の七草とは、春の早いころに見られる7種類の植物のことで、古くから次のようにうたわれています。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずじろ、これぞ春の七草
これらの植物のうち、ごぎょうはハハコグサ、はこべらはハコベ、ほとけのざはコオニタビラコ、すずなはカブ、すずしろはダイコンのことです。カブとダイコンは畑で栽培(さいばい)されている野菜ですが、残りの5種類は身近な場所に生えている野草です。
1月7日には、これら7種類の植物をおかゆに入れた「七草がゆ」を食べて、一年間の健康を祈(いの)ります。来年の1月7日には、7種類全部を集めるのは大変ですので、特に身近に見られるナズナやセリなどと、野菜のカブ、ダイコンを入れたおかゆを味わってみましょう。