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種の解説

オオマルケシゲンゴロウ

学名:Hydrovatus bonvouloiri Sharp, 1882

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RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 ゲンゴロウ科 Dytiscidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由
県内では,1990年に古賀市千島ヶ池で4頭採集されただけである。生息地は池沼,休耕田,湿地などの止水域で,水草などの多い浅い所に生息している。九州他県の状況からみて,県内でも今後発見される可能性がある。
分類・形態
体長3.0~3.8mm。日本産マルケシゲンゴロウ属では最大で,背面は,極めて弱い微細な網目状印刻に覆われ,光沢がかなり強い。上翅は暗赤褐色~黒褐色で,点刻をやや密に配し,2~3条の明瞭な点刻列がある。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州(静岡,愛知,兵庫),九州(大分,熊本,宮崎,鹿児島),上甑島,トカラ列島中之島と琉球列島(沖縄本島~与那国島)
分布(国内)
台湾,中国,インド,フィリピン,タイ,ベトナム,ミャンマー,スリランカなど
生息環境
  • 湿原・池
執筆者 (松井)
補足情報

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