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種の解説

ヒコサンヌレチゴミムシ

学名:Apatrobus hikosanus (Habu, 1953)

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RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 オサムシ科 オサムシ科 Carabidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由

1948年に英彦山の標高1000~1100地点の石下で採集された標本で新種として記載されたもので, 英彦山の高地と豊前坊付近だけに分布している。現在,英彦山の生息地は安定しているが,生息範囲が沢沿いの狭い範囲に限られていることと,後翅の退化で移動・分散能力が小さいことから, 生息環境が破壊や分断されると,危機的な生息状況に陥るおそれがある。

分類・形態

体長11mm内外。黒色。前胸背板は心臓形,上翅は長卵形で,肩部は丸くなる。後翅は退化し,飛翔能力を欠く。

分布情報 MAP
生息環境
  • 山地森林
執筆者 (藤本)
補足情報

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