福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

フトネクイハムシ

学名:Donacia clavareui Jacobson, 1906

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 ハムシ科 Chrysomelidae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
生息状況・危機の状況・選定理由
生息場所の消失,改修工事や汚染によって既知産地が減少している。本種は関東から東北にかけて点々と採集されているが,県内では宮田町で1948年に11頭が,また1995年に嘉穂町の遠賀川畔で2頭採集されただけある。
分類・形態
体と脚の大部分は銅色光沢のある黒色で,前胸背板に剛毛が密生する。体長7.5~9.0mm。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州(青森,宮城,福島,栃木,茨城)
分布(国内)
中国,シベリア,モンゴル
生活史・生態・生息地
ネクイハムシの仲間は,池や沼などに生息し,成虫はスゲや水生植物を食べ,幼虫はこれらの根を食べることが知られている。本種は成虫がウキヤガラ,アゼスゲ,ホタルイから採れており,またカサスゲの花に集まる記録があり,5月上旬~7月上旬まで採集されている。
生息環境
  • 湿原・池
  • 河川
執筆者 (森本)
補足情報

2014版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.