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種の解説

ヒメキマダラヒカゲ

学名:Zophoessa callipteris (Butler)

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RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 タテハチョウ科 Nymphalidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由
1906年に英彦山で採集された記録が本県最初の記録である。その後,宝満山,八女郡釈迦岳などで採集されているが,1980年代後半から公式の記録は減少している。本種は準日本固有種のうえ,地理的変異があり,福岡産(英彦山)の個体群は大型で明色部がよく発達しているなどの特徴がある。
分類・形態
前翅長は約25mm。
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道~九州
分布(国内)
ロシア,サハリン南部
生活史・生態・生息地
幼虫の食草はタケ科ササ属のチシマザサ(ネマガリタケ),ミヤコザサ,スズタケ属のスズタケなど。3~4齢幼虫で越冬し,普通年1回,6~9月に発生する。生息地は主に温帯落葉広葉樹林内のササ群落で,メダケ属,マダケ属などの群落には発生しない。
生息環境
  • 低地森林
執筆者 (矢田)
補足情報

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