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種の解説

ミスジチョウ

学名:Neptis philyra excellens Butler

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RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 タテハチョウ科 Nymphalidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由
1902年に採集された記録が本県最初の記録である。その後,英彦山のみから少数採集されているが,1980年代以後記録はほとんどない。
分類・形態
前翅長は31mm(雄)~35mm(雌)。
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道~九州(対馬を含む)
分布(国内)
ロシア極東地域,中国,朝鮮半島,台湾
生活史・生態・生息地
幼虫の食樹はカエデ科のイロハカエデ,ヤマモミジなど。4齢幼虫で越冬し,年1化性。5月下旬から6月に発生する。日本産のNeptisミスジチョウ属のうち最も森林性が強く,主な生息地は渓谷帯の落葉広葉樹林であるが,カエデ類の植栽がある公園,神社など人工的な環境にも見られる。
生息環境
  • 低地森林
  • 山地森林
執筆者 (矢田・佐々木)
補足情報

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