福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

ヒメキマダラセセリ

学名:Ochlodes ochraceus (Bremer, 1861)

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 セセリチョウ科 Hesperiidae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由
1901年に英彦山で採集された記録が本県最初の記録である。その後,福岡市,北九州市,久留米市をはじめ,福岡県下に普通に見られた。しかし,特に福岡市など都市部では急速に減少している。日本産蝶類県別レッドデータリストでも「危急種」とされている。
分類・形態
雌雄差が著しく,雌は地色が暗褐色で中央黄斑列が明瞭となる。前翅長は約13mm。
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道(まれ)~九州
分布(国内)
ロシア極東地域,中国東北部,朝鮮半島
生活史・生態・生息地
年2回5~9月に発生する。幼虫の食草はイネ科のチヂミザサ,アシボソ,マカモジグサ,カヤツリグサ科のミヤマシラスゲ。終齢幼虫で越冬する。生息地は低山地~山地の疎林,樹林の周辺,谷間など。やや湿った木陰の多い場所を好む。
生息環境
  • 低地森林
  • 山地森林
執筆者 (矢田・福田)
補足情報

2014版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.