ヒノキ
学名:Chamaecyparis obtusa (Sieb. et Zucc.) Endl.Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 維管束植物 |
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科名 | ヒノキ科 Cupressaceae |
RDB2001カテゴリー | 情報不足 |
分類・形態 | 常緑高木で,大きいものは高さ約30 ,径90~150cmになる。樹皮は灰褐色~赤褐色で,縦裂し薄くて長い裂片にはがれる。葉は鱗片状で十字対生し,鈍頭で,細枝の側部につく葉は鎌形で長さ3mm内外,表裏にある葉はひし形でその約半長。太枝の側葉は長さ14mm内外あるが,表裏にあるものはやはりその約半長である。両面は緑色であるが,裏面では合せ目に白色の気孔群があって,Y字状を呈する。花は4月で,雌雄同株。雄花は楕円形で長さ2~3mm,雄蕊は十字対生し,3葯室がある。雌花は球形で径3~5mm。毬果は秋に熟して赤褐色となり,球形で径8~12mm。種鱗は盾形で,縁は敷石状に接し,外面は不整な4,5角形を呈し,中央に小突起がある。種子はやや円形,赤褐色で光沢があり,径約3mm,側翼はやや幅が狭い。子葉は2(まれに3)枚。 |
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分布(県外) | 本州(福島県以南),四国,九州(屋久島まで) |
執筆者 | 佐竹義輔 |